【サウナでダイエット】サウナが痩せると言われている理由について徹底解説!【デタラメ?】

サウナ

みなさまごきげんよう!
今回は「サウナでダイエットができる!」とそんな噂を聞きつけたので徹底的にリサーチしてみました!

  • ダイエットに挑戦してみたものの、継続しない
  • 今が人生で一番太っている
  • 苦労せずに痩せられる方法はないだろうか

生活習慣病が問題視される昨今、このようなダイエットに関する悩みは多くの方が抱えていると思います。

私も痩せないとと思い立ったのも束の間、ついついビールを片手におつまみポリポリ。

なんとか簡単に痩せられる方法は無いだろうかと思っていると、サウナで痩せられるとの噂がチラリ。

これはサウナーの私には朗報!もしそれが本当ならもっと頻繁にサウナに通わなければいけません!

しかしサウナに通っているのに痩せていないのも事実。

おかしい。サウナで痩せるなら私も痩せていなければつじつまが合わない…

そこで今回はサウナが痩せると言われている根拠とその真偽について調査いたしました!

【結論】サウナだけで痩せることは無い!

まず初めに結論を申し上げると、サウナに入るだけで痩せるというのはまったくのデタラメです。

なんとなく汗をかくことが痩せる印象につながった結果の噂なのでしょうか。

もしくは私のような太っちょサウナーが口にした願望が人づてに噂となってしまったのか…?

いずれにしても、サウナに入るだけで痩せるなんて甘い話は無いということです。

しかし、火の無いところに煙はたたない。

サウナで痩せるという意見もそれなりの根拠があるはずです。

以下ではサウナで痩せると言われるその根拠を紹介していきます。

【サウナが痩せるといわれる理由その1】大量の発汗により老廃物を排出

サウナに入浴すると多量の汗をかきますよね。

汗をかくということは、体の水分が新しい水分に入れ替わっているということ。

そして、古い水分を排出する際に身体はその老廃物も一緒に排出します。

つまり、サウナで大量に汗をかくという行為は、体の老廃物を排出することに繋がるのです。

サウナでかく汗は500ml~1リットルほど。

この量は1時間の有酸素運動に匹敵する量です。

お風呂への入浴では排出できないほど大量の汗を体から排出することで老廃物がガンガン排出されているんですね。

また、人間は定期的に汗をかくことが大切。

汗をかくことで毛穴の老廃物を排出し、汗をかきやすい体になります。

つまり汗はかけばかくほど汗をかきやすくなり、結果的に老廃物を排出しやすくなるということ。

デスクワークが主な方々は汗をかく機会も少ないですよね。

真夏になってもクーラーがガンガンに冷えた部屋で仕事をし、クーラーのかかった車内で移動し、クーラーのかかった家で過ごす。

たまに汗をかいたと思うと、ベタベタな汗で不愉快な思いをします。

これも定期的に汗をかいていないのが原因。

汗腺に溜まった汚れが身体をベタつかせるんです。

ベタつくお肌もサウナで手入れすることで改善するということですね。

【サウナが痩せるといわれる理由その2】血流上昇により内臓の機能向上

サウナ愛好家のみなさんはご存じの通り、サウナ&水風呂を繰り返すことで心臓がバクバクして血流が向上します。

これは熱さと寒さが交感神経を刺激しているのが要因とのこと。

血流が向上すると通常よりも全身に酸素が巡ることになります。

内臓に酸素が大量に運ばれることでその機能が向上。

腎臓では体に溜まった塩分をがんがん排出し、腸の機能が活性化しうんちがモリモリつくられます。

便秘で悩んでいた人もサウナに入ることでスッキリすることが出来るかもしれません。

私はサウナに入ると必ずうんちがでるのですが、これはサウナによる効果だったんですね。

サウナに入って血行を促進し、体にたまった便や尿を効果的に排出することによって、むくみを解消しスタイルがよくみえるようになるとのこと。

お腹がパンパンにはっている時はサウナに入ることで一気に解消するかもしれません。

【サウナが痩せるといわれる理由その3】体温上昇によりHSP(ヒートショックプロテイン)の増加!

体温が上昇することにより、脂肪が燃焼するという研究もあります。

その根拠となっているのは、体温上昇によってHSP(ヒートショックプロテイン)が体内で増加するという点。

HSPとは体に備わった体細胞の損傷を防ぐタンパク質のことで、体にストレスがかかることをきっかけに、損傷した細胞を正常に機能させるために働きます。

サウナに入ることで体温が上昇し、HSPが増加。

そうして発生したHSPが脂肪を燃やす細胞を活性化させることによって、脂肪の燃焼効果があがるということです。

HSPは脂肪燃焼だけにとどまらず、アレルギーを改善させたり、体全体のストレス耐性を向上させることで疲れにくくなり、コロナウイルスへの免疫力が向上するといった効果もあります。

HSPは体温が38度を超えると増加しやすくなるため、サウナに入ることで手っ取り早く上記のような効果を得ることができるということですね。

医学的根拠について

さてここまで様々な根拠を紹介してきましたが、上記の理由に医学的根拠はありません。

水分や老廃物を排出する効果も、排便を促す効果も、HSPの向上による脂肪燃焼効果もすべて一時的な体重の減少に繋がりはするものの、継続したダイエット効果はありません。

つまりサウナで減った体重は食べたら元通りというのが結果なのです。

しかしサウナにおけるダイエット効果の中でも医学的に根拠があるという情報が一つみつかりました。

それは「温熱効果により疲労が回復し運動を促進する」ということ。

どういうことかと言いますと、疲れが取れるからいっぱい運動ができるということです。

つまるところ運動しないと痩せないという結論に繋がるわけです。

サウナに入るだけで痩せる!のではなく、サウナに入ることで痩せやすくなるというのは事実です。

結局ダイエットをするには食生活を改善し、運動をなるべくするのが効果的ということですね。

ジムで汗を流し、疲労した体で入浴するサウナに入り、ととのう。

こういった体に良い生活サイクルを構築するためにサウナを習慣化することはダイエット効果がありそうですね。

くれぐれもサウナ後のビールにはご注意を!

ではまた!

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