サウナーの皆様ごきげんよう。
今回は都内の超有名サウナ「かるまる池袋」店について紹介します!
まずは結論から申し上げます。
かるまる池袋は最強のサウナ施設です。
サウナ初心者に絶対おすすめしたい、神施設となっておりますので、是非記事を最後までお読みください!
まずは基本情報から!
- 所在地:東京都豊島区池袋2丁目7−7 6階
- 営業時間(平日):11:00〜翌日10:00
- 年中無休
- 宿泊可能
- 利用料金 一般入浴:2980円~ 宿泊:5980円~
※利用方法により料金が大幅に変わりますので要注意 - 漫画有、休憩スペース有
料金は少し高め!
実はこの料金設定ですが、サウナ好きからは出し惜しむ額でなく、一般利用客には高いという絶妙な設定となっております。
この料金設定も素晴らしいのですが、詳しくは後述します。
アクセスはJR山手線池袋駅から徒歩30秒!
都内のサウナはどこもアクセスしやすく助かりますね!
それでは今回も下記について個別解説したいと思います!
サウナ室編
当施設には大きく分けて4つのサウナ室があります。
- 広々として大人数の収容が可能な石サウナ
- 高温度高湿度とセルフロウリュを楽しめるケロサウナ(ケロとはサウナに適した木材のことです)
- 激熱スチームにより蒸し焼きにされる蒸サウナ
- 非常に珍しい本場フィンランドを再現した薪サウナ
以上4施設です。
広々とした空間に巨大なストーブ「岩サウナ」
※画像は公式サイトより引用:https://karumaru.jp/ikebukuro/spa.html
30人近く収容可能なこの容量は本当に魅力的です。
サウナに入るのに待ち時間があるのはとても嫌な気分になります。
それでいてあまりギュウギュウと詰められていても周りが気になって熱に集中できません。
その点、かるまる池袋店の石サウナは都内のサウナ施設なのに非常に広い!!!
また、広いサウナって熱が拡散しやすいからそんなに熱くないと想像しちゃいますよね?
この岩サウナはその点もバッチリ。
その理由がその巨大な石ストーブ!!
こんな大きな石ストーブは他にみたことありません。
そしてそれに付け加えて、サウナ室の高さが4段階と高く確保されている点が素晴らしい。
熱は高い場所に集まります。
つまり、最上段にはこの巨大な石ストーブの熱が集まります。
シバショウはロウリュを最上段で体験したのですが、
あの熱波いまだに忘れられません。
スタッフロウリュはこの岩サウナで頻繁に開催されます。
巨大石ストーブの熱波一度体感してみてください。
- 巨大なサウナストーンによる熱波
- 広々とした気持ちのいい空
これぞサウナ!アツアツのセルフロウリュが楽しめる「ケロサウナ」
※画像は公式サイトより引用:https://karumaru.jp/ikebukuro/spa.html
お次はこのケロサウナ!
これね、、、まさに「This is SAUNA」
です。
何言ってるかわからないと思うので落ち着いて解説します。
最大の特徴はセルフロウリュが可能という点。
そして閉じこもった暗く狭い空間という点。
おいおいさっきと言っていることが違うじゃねーかと思いますよね。
そう。サウナーはコロコロ意見を変えるものです。
冗談はさておき、先ほどの広いサウナと打って変わって狭いことの何が良いかというと、
そう、湿度ですね。
湿度は狭いサウナの方が保たれます。
湿度は温度を凌駕します。
つまり温度がいくら高くても湿度が高くないと汗がかけません。
これは真夏のじめじめした暑さを毎年体感している日本人諸君ならわかりますよね。
そしてこのケロサウナですが、セルフロウリュによってバンバン蒸気を発生させることができます。
さらにさらに、床をストーブより嵩上げしていることから座る位置が部屋の空間でも高い位置になっております。
サウナ室において座る場所の高さはとっても大事!
そしてそして、部屋が薄暗くテレビもなく静かです。
熱波を集中して浴びるにはもってこい。
暗くて狭くて暑くて苦しいこのケロサウナ、シバショウ一押しです。
ただし収容人数はそこまで多くないので、空いている時間に狙っていきたいですね。
- セルフロウリュで湿度が気持ちいい
- 暗い空間で熱波に集中できる
- 高さが確保されているので部屋がとても暑い
一人で蒸気を楽しめる「蒸サウナ」
※画像は公式サイトより引用:https://karumaru.jp/ikebukuro/spa.html
この蒸サウナですが、想像の遥か上をいきます。
スチームサウナなのですが、その熱さが異常です(笑)
収容人数は1人だけなのでなかなか入場することが難しいのですが、
運よく入れると他にはない体験をすることになります。
まず入るところが狭い!!
スチームを逃さないためにそういった作りになっているのですが、
背を丸めて足を持ち上げないと入場すら困難です。
大きく太った人は多分入れないと思います。
中に入ると意外と広い。
そして小さな椅子に座って扉を閉めると…
一気にスチームが空間に充満して息をするのも難しくなります。
口にタオルを当てて呼吸をし、天井から零れ落ちるアツアツの雫に火傷しそうになりながら耐え忍ぶ。
もし扉が開かなかったらと考えるとゾッとしますね。
しかしだんだんと慣れてくるとそこは静かな蒸気の世界。
シューシューというスチームの音に身も心も委ねることで、蒸気と自身が一体になります。
私シバショウは3分ほどで限界が来て飛び出てしまいました。
皆さんはどの程度耐えられるんですかね。
- 一人で集中して楽しめる空間
- 火傷しそうなくらいアツアツの蒸気
本場フィンランドを再現!本格的な「薪サウナ」
※画像は公式サイトより引用:https://karumaru.jp/ikebukuro/spa.html
お待ちかね大人気の薪サウナ
当サウナはその人気から予約制となっており、その他のサウナに比べるとハードルが高めです。
ここ薪サウナは雰囲気特化のおしゃれサウナです。
熱だけでなく、音から香りまで5感で楽しむサウナとなっています。
静かで暗い空間でほのかに香る少しスモーキーな香りを楽しんでいると
なんだか一段と大人になった気がしてきます。
じわじわとした熱で汗をしっとりとかき、長時間楽しめるのが良いところですね。
この薪サウナは外の外気浴スペースに直結しており、水風呂とととのい椅子までの動線が非常に良いことも高評価です。
- 良い香りと音と雰囲気で大人の気分
- 外気浴スペースへの動線が良く、移動しやすい
水風呂編
続いては水風呂について語っていきます。
ここかるまる池袋はサウナよりも水風呂のバリエーションが豊富です。
上述したサウナと沢山の水風呂を様々なパターンで組み合わせて楽しめるので、無限の楽しみ方があります。
その中でもシバショウが特におすすめしたい水風呂を2つ紹介したいと思います。
名物!かるまる池袋の必殺技「サンダートルネード」水風呂
※画像は公式サイトより引用:https://karumaru.jp/ikebukuro/spa.html
なんだか急に小学生が考えたみたいな必殺技感のある名前がでてきましたね。
それもそのはず、この水風呂本当に小学生が考えたんじゃないかってくらい、良い意味で頭の悪い構造になってます。
その大きな特徴は二つ!
- 水温8度
- 洗濯機のような強烈な水流
この二つの組み合わせにより急速に体温を奪っていきます。
ただシングルの水風呂というだけでも珍しい上、それが渦を巻いているなんて代物はかるまる池袋に唯一無二でしょう。
これ入るとわかるのですが、本当に冷たいんです(笑)
段差をおりて水に足がつかった瞬間に、「これはただ事ではない」と体が危険を察知します。
それでも勇気を出しておくに進み、肩までつかるともう息ができない。
苦しくてもそれでも我慢して、そろそろ温度になれるかなと思っても
慣れない。
トルネードがそれを許さない。
シバショウは10秒が限界でした(笑)
慌てて飛び出すと今度はその温度差で足先がビリビリしてふわふわして歩行が困難になります。
ああ、サンダーってそういうことねとその瞬間理解。
しかしそれでいて血液がぐるぐると体をめぐり、これはこの後間違いなくととのうぞと確信します。
たった10秒の入水であるにも関わらず、その凶悪さから一瞬で体がととのいに向かっていきます。
まさに必殺技にふさわしいですね。
- 8度という超低温の水
- 浸かった後までビリビリとした感覚を残す強烈な水流
身体が溶けるやさしい温度「やすらぎ」水風呂
※画像は公式サイトより引用:https://karumaru.jp/ikebukuro/spa.html
この水風呂ですが「ととのう」という言葉が本当に似合う。
水温が約25度と、かなり入りやすい温度のためサウナ初心者におすすめ。
アツアツになった身体を優しい水で少しずつ冷ましていく。
バイブラがぶくぶくと湧き上がっており、心地よいマッサージを全身に施してくれます。
私がおすすめしたい入浴方法は上記のサンダートルネードとの組み合わせ。
激寒になった体でこちらのやすらぎ水風呂に入浴すると、とっても温かいのにどことなくひんやりとしている不思議な感覚を覚えます。
頭を空っぽにしてブクブクとしてバイブラの音を楽しみ、気が付くと寝落ちしそうになります。
いつまでもつかっていられそうな心地よさが売りの「やすらぎ水風呂」でした。
- 25度の温かく心地よい水風呂
- バイブラによる集中力の増加とマッサージ効果
ととのいスペース編!
さてさてサウナ室水風呂ときて最後はととのいスペース!
かるまる池袋には主に3か所のととのいスペースがあります。
ベランダのととのい椅子
忘れがちですが、かるまる池袋のお風呂はビルの9階に位置しており、ベランダも当然地上遥か9階にあります。
そのため風通しが非常によく、外気浴をするのに最適!
目の前のビルの風景をぼんやり眺め、夜は地上からの喧騒がまたひとつの環境音となり心地よい。
シバショウ的には一番ととのうスポットです!
浴室内のリクライニングチェア
真冬の寒い時間に長時間ととのいたい場合、室内の椅子はありがたいですよね。
屋上のリクライニングチェア
9階のさらに上の吹き抜けスペースのため、東京の風がビュンビュン吹き込みます。
屋上のスペースは独立しており、薪サウナ以外の場所からだと階段をのぼるのが大変です。
逆に言うと薪サウナはこの屋上スペースでととのうことが出来る点も優秀ということになりますね。
- 気分にあわせて選べる豊富なととのいスペース
- ビルの9階という立地により得られる風
かるまる池袋の真骨頂について!
最後にこの「かるまる池袋」の本当にすごい点について語ります。
それは「民度」です。
お客のマナーがめちゃくちゃ良い。
私語が一切聞こえない上、譲り合いの精神をみんなで共有しており、本当に楽しいサウナの時間を楽しめます。
ここまで民度が高い施設は他に知りません。
大抵有名な施設は人が集まり、うるさくなりがちなのですが、
ここ「かるまる池袋」は一切の私語が聞こえません。
その大きな理由は2点あると考えております。
一つ目の理由は、その絶妙な料金設定にあります。
料金は銭湯にしてはやや高めの設定となっており、ただ入浴をしたいだけのお客さんをターゲットにしていません。
つまり初めからサウナーをターゲットにしているのです。
しかしサウナに入る人としてはこのサウナと水風呂バリエーションでこれだけの料金はとっても魅力的。
さらに、宿泊をすることでホテルとしても格安となります。
遠方からサウナを楽しみに来る層をターゲットにしており、近隣住民が普段使いしないことから、その民度が保たれているのです。
そして二つ目の理由が、スタッフの勇気ある注意です。
かるまる池袋では頻繁にスタッフが巡回しており、マットの交換などの業務をおこなっております。
彼らスタッフが少しのおしゃべりをする人がいても即注意することで浴室全体に会話の連鎖をおこさせません。
少しくらい目を瞑るかとスルーしてしまうと、あのグループが喋っているから良いかと他のグループまでしゃべり始め、
最終的にはガヤガヤと収集のつかない状況になることでしょう。
人に注意するというのは非常に勇気のいる行為です。
それを率先しておこなってくれるスタッフの皆様にとても感謝しております。
かるまる池袋、マジの神サウナなので是非一度宿泊で行ってみてください。
ではまた。
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